IELTSは、TOEFLibtと同じくアカデミック（学術的）な内容を問う問題が出題される試験で、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングそれぞれの能力が試されます。スピーキング以外は筆記試験です。
IELTSの4つのコンポーネント全体像
IELTSは総合的な英語力を図るテスト
| 1 | リスニング IELTSリスニングは4つのセクションがあります。制限時間はおよそ30分程度です。簡単な日常会話から始まり、観光案内やラジオ放送、施設案内などの少し複雑な情報が入った会話、大学生とゼミ教授のチュートリアル、アカデミックなレクチャーなどがトピックとして出題され、先に進むにつれて難易度が上がります。 解答は問題用紙に書き込んでメモすることができます。すべての問題が終わった後に10分間の解答シート転記時間があります。 |
| 2 | リーディング IELTSリーディングは3つのパッセージが出題されます。制限時間は3つで60分です。ある程度アカデミックな内容のパッセージを読み、内容の正誤問題、パラグラフの見出しにふさわしいものを選ぶ問題、内容を要約した文章の空所補充問題などに解答します。 リスニングとは違い、解答シートに転記する時間はありません。 |
| 3 | ライティング IELTSライティングは2つのアカデミック・ライティングが出題されます。制限時間は2つで60分です。 Task1は表やグラフなどの統計情報読み取り、150字以上で解答します。時間配分は20分が目安です。Task2は与えられたトピックに対する小論文（エッセイ）で、250字以上で解答します。時間配分は40分が目安です。どちらから解答してもよく、20分が経過するごとに会場でアナウンスが流れます。 |
| 4 | スピーキング IELTSスピーキングは3つのセクションがあります。解答時間はおよそ合計で11〜14分とされています。 最初は試験官との挨拶から始まり、出身地や学生かどうかなど自己紹介に関連する内容が問われます。次に、特定のトピック用紙とメモ紙、えんぴつが与えられ、1分間の準備時間の後、2分以内でス簡単なピーチを行います。その後、そのトピックに関連した質問が行われます。 |
