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条件付き合格(conditional offer:コンディショナル・オファー)


イギリスの大学院は英語スコアがなくても出願できる!

日本人がイギリスの大学院に出願する際、英語圏の大学で学位(学士号・修士号)を取得していない限り、大学側が要求する英語のスコア(IELTSやTOEFLiBT)を満たしていなければいけませんので、留学生は英語の勉強を何としても頑張る必要があります。

しかし、一方で、アメリカの大学とは異なり、イギリスの大学は必ずしも出願の時点で英語のスコアを提出しなくてもいいんです!

なぜかというと、アメリカとは違ってイギリスの大学は「入学までに英語の条件をクリアすればそれでよい」という考えがあるため、コース開始の約1年前である出願時点で、もしIELTSやTOEFLのスコアが間に合わなければ、後から試験を受けて追加で提出することができるのです!

なので、簡単に言うと、英語のスコアが足りていない場合は、これから受けることにして、とりあえず出願してしまえばよいのです。

大学のアドミッションオフィスは、こういった志願者に対して、合格通知を送る際に、「条件付き合格」(コンディショナル・オファー)という独特の仮合格を出します。もちろん、条件というのは、「英語の要求スコアをクリアして正式なスコアレポートを送付せよ」といった内容です。

この時、注意が必要なのは、この条件のクリアの仕方にもいろいろあり、大学・学部によっては、スコアレポートの提出のみをクリア条件とするところもあれば、大学付属の語学センターで開講している夏季のプレセッショナルコース(Pre-sessional Course)を一定期間受講し、修了試験をクリアすることなどで、英語試験のスコアに替えてくれるところもあります。

というわけで、もし、9月のコース開始よりも少し早目にイギリスに行くことをためらわない場合は、そもそも条件付き合格狙いで英語の条件をクリアするという方法も考えられます。

当たり前かもしれませんが、Kennyの経験上、やはり日本で英語を勉強するのと、イギリスに来て英語を勉強するのとでは、試験対策以上に総合的な英語力の底上げのスピードが違うように感じますので。

参考までに、Kennyはイギリスの人気大学3校に出願しましたが、いずれも英語のスコアなしでとりあえず早めに出願し、3校から英語の条件付き合格(conditional offer)をもらいました。その後、日本でIELTSを受験して条件はクリアできたので、後からスコアレポートを提出して、無条件合格(unconditional offer)に替えてもらいました。

※なお、「条件付き合格」(コンディショナル・オファー)で渡英する場合は、語学コースの無条件合格(unconditional offer)が必要になったり、学生ビザ(UK General Student VISA, Tier 4)の取得方法が少しややこしくなったりしますので、注意してください。

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