IELTSのライティングTask1は、データからの情報読み取りと描写がテーマです。やることが決まっているため、意外と簡単ではある半面、出題内容が棒グラフ、円グラフ、表(テーブル)、図解などバラバラで、それらが1つの時もあれば、複数のこともあり、また、同一年でのデータの時もあれば、時系列での比較を問われることもあります。
要するに、ケース・バイ・ケースで対応する部分が大きいため、task2に比べると、あまりテンプレートを用意することが有効だとは言えない気がします。とはいえ、何事もないよりあったほうがいいのも事実。ということで、ここではKennyがなんとなく頭に入れていたテンプレートについて取り上げてみます。
KennyのIELTSライティングTask1テンプレートの例(5段落構成)
ライティングTask1のテンプレート(サンプル)
テンプレートはあくまで参考程度に利用する
1 | イントロダクション(導入)
The graph/chart(s) show/describe/represent(s) information about [paraphrasing of the title]. イントロダクションはだいたいこのパターンで広範に応用が効きます。トピック提示は問題文のパラフレーズで完成します。第一段落は長めの1行で十分です。情報量が多くて、文章が複雑になりそうな時は、2行に分けてもよいと思います。 |
2 | データの特徴(最も大事なポイント)
One of the most striking features of the graph/chart was that the drastic increase in [something] was measured from [the lowest number] to [the highest number]. [one more sentence], thus demonstrating the increase/decrease reliance upon the [system]. まず最初に、なんと言っても外せない一番のポイントをまとめておきます。いろいろ書きたいことはあると思いますが、全体を眺めて、優先順位の最も高いものをもってくるようにします。ちなみに、データ情報が過去のものである場合は、すべての文章を過去形で。 |
3 | データの特徴(2番目に大事なポイント)
Regarding [something], [XXX]. There was an increased demand upon the [system]. ポイントは事実を完結にまとめることと、文法ミスをなるべく減らすことです。要するに、読んだ人に「わかりやすく」書くことです。残念ながら、この辺は事前に準備ができませんので、本番勝負です。 |
4 | データの特徴(その他のポイント)
When it comes to [something], [XXX]. This change/shift was not significant enough to consider, since [reasons]. この段落はあってもなくてもよいと思いますが、あると議論に広がりがでてよいと思います。また、いろいろな情報を丁寧に読み取っていることを示すことができるうえ、全体の分量調節にもなります。 |
5 | コンクルージョン(結論)
Overall, it would appear that [findings] due to the fact that [XXX]. コンクルージョンは、データ情報のポイントのサマリーと、比較などから結局何が言えるのかを1行でまとめます。多くても2行くらいがよいと思います。 |
Task2と同様、ライティングのテンプレートは、便利な反面、頼りすぎると本番で違うタイプの問題が出た時に応用が効かないリスクがありますので、気をつけましょう!
IELTS Writing Task2のテンプレート(サンプル)はこちら
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